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【AWS Summit】改めて参加する意義を整理してみた
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目次
はじめに
皆さんこんにちは!パーソル&サーバーワークスの榎本です!
昔から雨男で、楽しみにしているイベントはよく雨が降るのが悩みなので今は梅雨明けが待ち遠しいです。
今回も例外なく、私の楽しみにしていたイベントの天気は雨でした。(2日目は晴れたので良かったです)
その楽しみにしていたイベントとは、「AWS Summit Japan 2025」です!
AWS Summit は、一年に一度の学習型カンファレンスで、AWSを学ぶのにこの上ないイベントです!
普段からAWSを学習している方にとっても、オフラインイベントは全身で学びを感じられる貴重な機会で、とても刺激的です!
今回は、AWS Summitに参加して魅力に思ったことや感想を自分なりに整理して、大きく3つに分けてみました。
AWS Summitというイベントに興味のある方、参加してみたいと思っている方にとってAWS Summitを知っていただく一助となりましたら幸いです。
他社の事例を聞くことで技術的視野の拡大が図れる
AWS Summitでは、数多くのスポンサー企業が出展や講演を行なっています。
AWSサービスについての説明や最新情報、そしてそれらを活かした事例について共有されることが多いです。
私はこの事例を聞くことに大きな意義を感じています。
もちろん現代は情報社会で、インターネットで調べればいくらでも事例などは出てきます。
ただ実際にプロジェクトを体験した方の生の声を聞くことは、ただインターネットに記載された情報を見ることよりも価値があると感じました。
例えば今流行りの生成AIにおいても、名前はよく聞くが実際にどのようにビジネスに活かすことができるのかを聞かれると、うまく答えることができない場合もあるのではないでしょうか。
Amazon Bedrock(生成AIを扱うマネージドサービス。以下、Bedrock)、Amazon Q(AIアシスタントサービス)など、最近よく耳にはするが、仕事ではまだ使ったことがない、詳しい機能はわからないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、AWS Summitに参加して講演などを聞くと、「生成AIを使った構成を組んで業務時間が〇〇時間短縮できた」「コスト効率が〇〇%向上した」などの実際にビジネスで成果を出している方の話を聞くことができます。
かつ、結果だけでなく実現までのプロセスで苦労したことなどの声を聞くことで、よりリアルに実現していくまでの過程をイメージをすることができます。
生成AIに限らず、AWSにおける様々な分野で成果を出している方々の事例を聞くことで、「この技術はこのように使うことで成果に繋げることができるのか」というような自身の技術的視野を広げることができると感じたため、1つ目に挙げさせていただきました。
AWS Japanの方などプロフェッショナルの方に直接質問することができる
日々の業務でAWSを使っている方は、AWSのサービスや設計構築、ベストプラクティスについてどうすれば良いのか迷われた経験は幾度となくあるのではないでしょうか。
その際、AWSではAWS Supportというプロに質問を投げることができるシステムがあります。
また最近ではAmazon Qに質問することも可能です。
普段上記サービスを使用されている方も多くいらっしゃるかと存じますが、AWS Summitに参加するとAWS Japanの社員の方がブースを構え、質問すると笑顔で回答してくださる環境があります。
例えば今回のAWS Summitでは、Amazon SageMaker(以下、SageMaker)という機械学習サービスや、Bedrockなどサービス専用の展示ブースがあり、そこにAWS Japanの社員の方がいらっしゃいました。
ちょうど自身の業務においてSageMakerやBedrockについて質問したいことがあったので、質問させていただいたところ10分近くお時間をいただいてとても丁寧にご回答いただけました。
また、Generative AI Use Cases JP(AWS が提供するオープンソースの生成AIアプリケーション。以下、GenU)に関する質問をした際は、GenUの開発にも関わっている方を呼んでいただき、会話することができました。
直接質問や会話をすることができるので、その場で追加質問した時もすぐ回答を得ることができ、スピード感持って知識を整理することができます。
会話ベースで質問することで、質問内容と回答の頭への定着率も高くなると感じました。
せっかくなので直接プロに質問してスピード感持って課題を解決したい、質問と回答について自身のナレッジとして蓄積したいと思う方にとって、対面で質問することができる環境はとても価値のあると感じたため共有させていただきました。
AWSを学びたいという志高い仲間と時を共に過ごすことができる
少なからずAWSに興味のある方がAWS Summitには参加しており、登録者も年々増加しているようです。
AIやDXが必須になってきた現代において、AWSは切っても切り離せない存在になっています。
AWSを学ぶことは現代を生きる上で大きな武器になると確信しております。
ただ、一人で学ぶには範囲が膨大すぎますし、AWSは進化のスピードも非常に速いため、キャッチアップは簡単ではありません。
そこで、共に学ぶ仲間がいることは心理的にもスピード的にも大いに価値のあることだと私は思います。
パーソル&サーバーワークスからも多くの社員がAWS Summitに参加しており、Slack上で頻繁にコミュニケーションをとっていました。
一緒にブースや講演を回ったり、得た情報をその場で共有して互いの知識を増やすこともできました。
そこで思ったのが、仲間がいることはとても心強く、率直に楽しみながら学んで充実した時間を過ごすことができるということです。
自社だけでなくその場に集まったすべての方が「AWSを学びたい」という共通の目的を持っているため、会場全体が熱気に包まれており、言葉では言い尽くせないほどの一体感がありました。
参加した方だけが体験することができる空間がそこにはありました。
一年に一度という貴重なこの機会を、このような素晴らしい仲間と過ごすことができることに価値を感じたので、3つ目に挙げさせていただきました。
まとめ
今回は私なりの視点からAWS Summitで感じたことを3つ共有させていただきました。
参加された方は十人十色様々な感じ方をしていると思いますので、私としてもいろんな方の感想を聞いて感性を広げたいと考えております。
皆さんにとって本記事がAWS Summitについて知り、こういった考え方もあるのかと感じるような内容になりましたら幸いです。
この記事は私が書きました
榎本 将希
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