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【Kiro】MCP Server を利用する際の uv キャッシュに気を付けたい

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目次

はじめに

こんにちは、パーソル&サーバーワークスの Endo です。
先日、業務で使用している PC の C ドライブ容量が徐々にひっ迫し、最終的には空き容量が全体の 10% 以下まで低下する事象が発生しました。
本記事では、発生時に行ったトラブルシューティングの内容と、最終的に実施した対応についてまとめます。

結論

原因は、Kiro で利用している MCP Server の呼び出しによって生成されるキャッシュファイルが大量に蓄積していたことでした。
業務では主に Kiro IDE を利用しており、調査や仕様確認の際に MCP Server を頻繁に呼び出していたため、キャッシュが想定以上に増えていたようです。

環境

  • Windows 11
  • C ドライブ:500 GB
  • キャッシュ利用量:約 220 GB
  • 対象期間:2025 年 8 月~2026 年 3 月

uv の仕様

uv は Python のパッケージ管理ツールです。

過去の実行で一度取得した依存関係を再ダウンロードや再構築しないようキャッシュを保持します。
依存関係の種類によって、キャッシュする動作は以下のように異なります。

  • レジストリ依存(PyPI など):HTTP キャッシュヘッダー
  • URL 直接指定の依存関係:HTTP キャッシュヘッダー + URL 自体
  • Git 依存関係:Git のコミットハッシュ
  • ローカル依存関係:ローカルアーカイブファイル

uv についての詳細はこちらの Githubをご参照ください。

Kiro IDE に設定する MCP servers では、uv が広く使われています。
筆者の環境で設定・使用していた aws-documentation-mcp-server でも、uv が利用されています。

※ Windows 環境で AWS Documentation MCP Server を設定する方法はこちらの記事をご参照ください。

原因の発見まで

一般的な C ドライブ容量ひっ迫の要因となる項目から確認を始めました。

  • インストールアプリ
  • Windows Update のキャッシュ
  • wsl 関連

特に wsl については diskpart や Docker 関連で容量を圧迫するケースが多く紹介されていますが、筆者の環境では Docker は利用しておらず、diskpart を実行しても、解放できたのは数 GB 程度でした。

次に、ファイル容量が多すぎるフォルダはないか、コマンドベースでは確認が難しかったため、TreeSize Free を使用してファイル容量を確認しました。
※インストールなどされる場合は自己責任にてお願いいたします。

確認した結果、"C:\Users\user\AppData\Local\uv\cache" だけで 200 GB 以上使用していることに気付きました。

対応

とにかくひたすらキャッシュを削除をしました。
特に利用頻度の高かった月はキャッシュだけで 100 GB を超えており、削除にもかなり時間を要しました。

今後同様の事象を発生させないよう、タスクスケジューラーにてキャッシュを日次で削除するタスクを追加しています。
しばらくこれで様子を見たいと思います。

おわりに

本記事がどなたかのお役に立ちましたら幸いです。

参考文献

この記事は私が書きました

S.Endo

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コーヒーインストラクター検定2級を所持しているエンジニアです。コーヒーを飲みながら仕事をしています。

S.Endo

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