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【Kiro IDE】AWS Documentation MCP Server を設定する(Windows OS)

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目次

はじめに

本記事では Windows OS で Kiro IDE に AWS Documentation MCP Server を設定した流れを説明します。

MCP(Model Context Protocol)サーバーを設定することで、外部サーバーと通信してデータソースやツールといった特定の機能にアクセスできます¹ ²。
AWS Documentation MCP Server は、「AWSドキュメントへのアクセス、コンテンツの検索、推奨事項の取得のためのツールを提供」³する MCP サーバーであり、Kiro の AWS ドキュメントへのアクセスをサポートします。
以降、本記事では視認性の向上のため、 AWS Documentation MCP Server を「MCP サーバー」と称します。

今回は Windows 端末にインストールした Kiro IDE に MCP サーバーを設定し、設定前後に同じ質問をした場合の Kiro の挙動を確認しました。

MCP サーバー設定前の挙動

Kiro に MCP サーバーを設定する前に、以下の質問をしました。
(AWS Systems Manager Session Manager をセッションマネージャーと記載しています)

EC2インスタンスにVPCエンドポイント経由でセッションマネージャーでアクセスするとき、必要なVPCエンドポイントを最新情報から提示してほしい

Kiro はインターネット上に公開されている AWS ドキュメントを検索し、内容を取得して回答しています。

Kiro に MCP サーバーを設定

MCP サーバーの設定にあたり、以下を参考にしました。

設定にあたり重要な点として、端末に uv と Python 3.10 以上をインストールしている必要⁶があります。

1. uv のインストール

① PowerShell を開き、次のコマンド⁷を実行します

powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"

② Path を読み込ませるため、PowerShell を閉じた後、再度 PowerShell を開きます
③ 次のコマンド⁸を実行してコマンド一覧が表示されると、 uv のインストールは完了です

uv

2. Python のインストール

① PowerShell で次のコマンド⁶を実行します

uv python install 3.10

② PowerShell で次のコマンド⁹を実行して、Python がインストール済みであることを確認します

uv python list 3.10

3. mcp.json の設定

① Kiro IDE の左メニューで Kiro アイコンをクリックし、「MCP SERVERS」の編集ボタン(Open MCP Config)をクリックします

② 「User Config」タブを選択し、以下の JSON ⁶を入力して保存します

{
  "mcpServers": {
    "awslabs.aws-documentation-mcp-server": {
      "disabled": false,
      "timeout": 60,
      "type": "stdio",
      "command": "uv",
      "args": [
        "tool",
        "run",
        "--from",
        "awslabs.aws-documentation-mcp-server@latest",
        "awslabs.aws-documentation-mcp-server.exe"
      ],
      "env": {
        "FASTMCP_LOG_LEVEL": "ERROR",
        "AWS_DOCUMENTATION_PARTITION": "aws"
      }
    }
  }
}

③ 筆者はここで次のエラーが発生しましたが、Kiro IDE を閉じて再度開くことで、エラーが消えました

Failed to connect to MCP server "awslabs.aws-documentation-mcp-server": MCP error -32000: Connection closed

④ 「MCP SERVERS」の awslabs.aws-documentation-mcp-server に緑のチェックが表示されると、設定が完了です

補足:「User Config」と「Workspace Config

mcp.json の設定箇所は「User Config」と「Workspace Config」がありますが、Kiro のドキュメントによると次の違いがあります⁴。

  • User Config:すべてのワークスペースに適用される
  • Workspace Config:現在のワークスペースにのみ適用される

MCP サーバー設定後の挙動

チャットで New session を開き、本記事の「MCP サーバー設定前の挙動」と同様の質問をします。

EC2インスタンスにVPCエンドポイント経由でセッションマネージャーでアクセスするとき、必要なVPCエンドポイントを最新情報から提示してほしい

Kiro は MCP サーバーを呼び出し、AWS ドキュメントを確認していることがわかります。

MCP サーバー設定前の挙動」でも最新の AWS ドキュメントを検索していたため、MCP サーバー設定前後の回答精度に大きな差はありませんでした。
どちらの回答も出典として同じ URL を提示していました。

Improve the security of EC2 instances by using VPC endpoints for Systems Manager - AWS Systems Manager

まとめ

本記事では Windows OS で Kiro IDE に AWS Documentation MCP Server を設定した流れを説明しました。
設定方法は次の手順を実施します。

  1. uv のインストール
  2. Python のインストール
  3. mcp.json の設定

設定にあたり重要な点として、端末に uv と Python 3.10 以上をインストールしている必要⁶がありました。

本記事が少しでもお役に立てば幸いです。

参考文献

¹ "What is the Model Context Protocol (MCP)? - Model Context Protocol". modelcontextprotocol.io. https://modelcontextprotocol.io/docs/getting-started/intro, (参照 2026-04-24)
² "Understanding MCP servers - Model Context Protocol". modelcontextprotocol.io. https://modelcontextprotocol.io/docs/learn/server-concepts, (参照 2026-04-24)
³ "AWS Documentation MCP Server | Welcome to Open Source MCP Servers for AWS". awslabs.github.io. https://awslabs.github.io/mcp/servers/aws-documentation-mcp-server, (参照 2026-04-24) 以下を翻訳して引用

This MCP server provides tools to access AWS documentation, search for content, and get recommendations.

⁴ "Configuration - IDE - Docs - Kiro". kiro.dev. https://kiro.dev/docs/mcp/configuration/, (参照 2026-04-24)
⁵ "【AWS】KiroでワンクリックMCPインストール【アドカレ2025】 #生成AI - Qiita". Qiita. https://qiita.com/Nana_777/items/c18aab73fec710c01b09, (参照 2026-04-24)
⁶ "AWS Documentation MCP Server | Welcome to Open Source MCP Servers for AWS". awslabs.github.io. https://awslabs.github.io/mcp/servers/aws-documentation-mcp-server, (参照 2026-04-24)
⁷ "GitHub - astral-sh/uv: An extremely fast Python package and project manager, written in Rust. · GitHub". GitHub. https://github.com/astral-sh/uv, (参照 2026-04-24)
⁸ "First steps | uv". astral.sh. https://docs.astral.sh/uv/getting-started/first-steps/, (参照 2026-04-24)
⁹ "Python versions | uv". astral.sh. https://docs.astral.sh/uv/concepts/python-versions/, (参照 2026-04-27)

使用環境

本記事に掲載したスクリーンショットと出力は、以下の環境での実行結果を引用しています。

  • OS:Windows Server 2025 Datacenter (24H2). Microsoft.
  • ターミナル:PowerShell (Ver 5.1.26100.32370). Microsoft.
  • 言語:Python (Ver 3.10.20). Python Software Foundation.
  • ツール:uv (Ver 0.11.7). Astral Software Inc.
  • IDE:Kiro (Ver 0.11.133). Amazon.com, Inc.

この記事は私が書きました

Hirano

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AWSの知見を身につけるため、一大決心でP&Sに入社しました。 目標はシステム改善に大きく貢献できるエンジニアになることです。 簡単な内容であっても自身が戸惑った点を投稿することで、同じ苦労をしている方の助けになれば嬉しいです!

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