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【GenU】Bedrockを簡単に試せるGenUの構築手順
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目次
はじめに
皆さんこんにちは!パーソル&サーバーワークスの榎本です。
Claude4が便利すぎて最近はChatGPTよりも使っています。皆さんもChatGPT以外のAIもぜひ使ってみてください!
さて、今回は先日のAWS Summit 2025でもよく耳にした「GenU」と呼ばれるUIアプリケーションの構築手順を整理してみました。
本記事の目的
- GenUを構築できること
前提
- 実行環境としてEC2(Amazon Linux 2023)を利用
※他の環境でもGenU構築は可能ですが、今回はEC2での構築手順を記載します - Amazon Bedrock(以降Bedrock)はバージニア北部リージョンを利用
構築手順
Bedrockモデルアクセス有効化
バージニア北部リージョンに移動
Bedrockを表示
左のナビゲーションペインから[モデルアクセス]を選択
有効にしたいモデルのアクセスステータスをクリックし、[モデルアクセスをリクエスト]をクリックする
※モデルアクセス自体にコストはかからないので、どれを選べばいいかわからない場合は全部有効にしても問題ないです
今回はClaude4を有効にします。
有効にしたいモデルに☑を入れて、確認画面に表示されていることを確認し、[送信]をクリックする
アクセス権が付与されましたと表示されていることを確認する
GenUデプロイ
東京リージョンに移動する
EC2を開き、任意の作業ディレクトリを作成して移動する
※私はGenUTestという作業ディレクトリを作成しました
mkdir GenUTest
cd GenUTest
Git cloneでGenUのコードを持ってくる
git clone https://github.com/aws-samples/generative-ai-use-cases-jp.git
以下コマンドで正常にダウンロードできていることを確認し、ディレクトリを移動する
ls -l
cd generative-ai-use-cases-jp/
以下コマンドでパッケージインストールを実行する
npm ci
CDKブートストラップ実行
npx -w packages/cdk cdk bootstrap
CloudFormationのコンソールを開いて、東京リージョンとバージニア北部に以下CDKToolKitが存在することを確認する
以下コマンドでCDKをデプロイする
※途中でy/nが表示されたらyを入力する
npm run cdk:deploy
以下キャプチャのようにエラー無くプロンプトが表示されたら完了
GenUログイン
東京リージョンのCloudFormationコンソールを開き、GenerativeAiUseCasesStackdevが追加されていることを確認する
スタック名をクリックし、出力タブをクリックする
出力を一番下までスクロールし、WebUrlの値をメモする
Webブラウザで新しいタブを開き、上記URLを入力して実行する
以下画面が表示されたら、[アカウントを作る]を選択して、指示に沿ってアカウントを作成する
ログインして以下画面が表示されたことを確認する
まとめ
オープンソースのコードを利用することで、簡単にAI基盤を構築することができます。
GenUにはオプション機能でRAGチャットやAgentチャットなど、便利な機能がたくさんあるのでぜひまずはインストールして、慣れてきたらオプション機能も試してみてください!
この記事は私が書きました
榎本 将希
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