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【Amazon Q】SlackからAmazon QでAWS利用料を確認してみた

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目次

はじめに

皆さんこんにちは!パーソル&サーバーワークスの榎本です。
Amazon Qが日本語をサポートしたことをきっかけに、もっとAmazon Qを活用しようと思い、試しに簡単なことから検証してみることにしました!
今回は第一弾として、SlackのチャンネルからAmazon Qを利用してAWSアカウントの利用料を確認できるようにしてみたので、その設定方法を共有いたします!

本記事の目的

  • SlackからAmazon Qを利用してAWSアカウントの利用料を確認できるようになること

前提

  • 利用可能なSlackのワークスペースがあること

構築手順

Slackで新規パブリックチャンネル作成

1_Make Public Channel.png

AWSマネジメントコンソール側設定

  1. AWSマネジメントコンソールにて[Amazon Q Developer in chat applications]を開き、チャットクライアントから[Slack]を選択し、[クライアントを設定]をクリックする
    2_Client Setting.png

  2. [許可する]をクリックする
    3_Allow Access.png

  3. 設定済みチャネルで[新しいチャネルを設定]をクリックする
    4_Slack Workspace.png

  4. 以下設定を入力する
    • ・設定名:任意(例:tmp-enomoto-sandbox)
    • ・チャネルタイプ:パブリック
    • ・パブリックチャネル名:任意(例:tmp-enomoto-sandbox)
    • ・ロール設定:チャネルロール
    • ・チャネルロール:テンプレートを使用してIAMロールを作成する
    • ・ロール名:任意(例:tmp-enomoto-sandbox-role)
    • ・ポリシーテンプレート:
    •  ・通知のアクセス許可
    •  ・Amazon Q Developerのアクセス許可
    •  ・Amazon Q オペレーションアシスタントのアクセス許可
    • ・チャネルガードレールポリシー:
    •  ・AmazonQDeveloperAccess
    •  ・ReadOnlyAccess
      5<em>Setting Slack Channel1.png

      6</em>Setting Slack Channel2.png

  5. 正常に作成されたことを確認する
    7_Chack Slack Channel.png

  6. IAMコンソールを開き、作成したIAMロールを選択し、[許可を追加]から[ポリシーをアタッチ]をクリックする
    8_IAMRole.png

  7. [Billing]と入力し、[許可を追加]をクリックする
    9_Add Billing Policy.png

  8. 追加されたことを確認する
    10_Check Adding Policy.png

Slackで動作確認

  1. Slackで作成したチャンネルを開き、@Amazon Qと入力し、Amazon Qアプリを選択して送信ボタンをクリックする
    11_Open Slack Channel.png

  2. [追加する]をクリックする
    12_Add Amazon Q.png

  3. Amazon Qがチャンネルに追加されたことを確認する
    13_Check Adding Amazon Q.png

  4. 「@Amazon Q今月のAWS利用料を教えてください」とチャットで入力し、[送信]ボタンをクリックする
    14_Ask Amazon Q.png

  5. スレッドにて返信が返ってくることを確認する
    15_Check Response.png

  6. マネジメントコンソールでコストを確認し、Slackの回答とコストが一致していることを確認する
    16_Check Management Console.png

まとめ

今回はSlackとAWSの連携を試してみました!
これからはもっと応用的なことも試して、役立つツールやアプリなども作ってみたいと思います!

この記事は私が書きました

榎本 将希

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2024,2025 Japan All AWS Certifications Engineers サッカー観戦とサウナが好きです! 機械学習とAIを勉強中です!

榎本 将希

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