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P&Sの社員として初めて re:Invent に参加して思ったこと
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目次
はじめに
この記事は、AWS re:Invent 2025(以降、re:Invent)で何を学んだかをまとめたものではありません。
re:Inventを振り返る中で、自分の判断の仕方がどう変わっていたのかを記録したものです。
P&Sの社員として、初めてre:Inventに行かせていただきました。
これまでre:Inventの噂は聞いてきました。大変タフなイベントで、優秀なエンジニアしか行けない場所という印象がありました。
正直なところ遠い世界だと思っていましたが「エンジニアたるもの行きたいです」と手を挙げ選出いただきました。

このre:Inventを振り返る記事を書こうとする中で、 re:Inventの最中には自覚していなかった変化が、自分の中に起きていたことに気づきました。 どう変化したのかここに記します。
re:Inventで感じた情報量の多さ
イベント前:情報量に圧倒される
行く前は、このre:Inventを「最新技術を学びに行く場」だと捉えていました。
行動指針を決めるために社内で「どのような情報を持ち帰ってほしいか」アンケートを取り、AI 系の最新トピックへの関心が高かったこともあり、「AI に関する新しい情報」を中心に持ち帰ろうと考えていました。
準備を始めてすぐに感じたのは、セッションの数と情報量の多さでした。
ChatGPTにセッションを読み込ませ、移動時間も考慮しながら夜な夜なスケジュールを検討しましたが、満遍なく情報を追いかけるのは無理、ということは早い段階で分かりました。
そこで、基準を以下に絞りました。
- AIを使ったサービスは実際の運用に使えそうか
- サービスの表側と裏側を理解しておきたい
- 現場で判断する指針がほしい
画像はGoogleカレンダーに情報を登録していた様子です。残念ながら米国についた後、時差を考慮していなかったため登録していたスケジュールの時間が大崩壊し絶望。「いよいよこれは計画通りにはいかないな」と悟りました。

イベント中:目の前の情報を集め続ける
re:Invent 2025では、AI エージェントの話題を避けて通ることはできませんでした。
どのセッションでも、形は違えど「エージェント」という言葉が出てきます。
次々と提示される構成や事例に圧倒されていました。
理解しきれないままセッションやハンズオンが進んでいく場面も多く、
焦りを感じる局面もありました。
その場で整理しきることよりも、まずは生々しい情報をできるだけ集めることを優先しました。
イベント後:書くことで見えてきた判断の基準
帰国後にメモやセッションの内容を整理し、 ブログとしてアウトプットする中で、 自分がすべてを完全に理解してから判断しようとしていないことに気づきました。 すべてが整理できていなくてもある程度の情報がそろった段階で、不完全な情報の中でも
- 現場で使えるか
- 説明責任を持てるか
といった点を基準に、情報を見ていたように思います。 振り返ってみると、曖昧なままでも考えることを止めずに、 判断に必要なポイントを見極めようとしていた時間だったのだと思います。
AIエージェントの話題に圧倒されながらも、感じたのは、
技術の名前や実装は大きく変わっても、設計や運用における本質は大きくは変わっていない、ということでした。
新しい技術に振り回されながらも、これまで現場で積み重ねてきた経験や教訓が、
まったく無効になってしまうわけではない。
そのことを、re:Inventと、その後の整理を通して実感しました。
おわりに
re:Inventへの参加に加えて、シリコンバレー見学(Google 本社、ベンチャー企業、コンピューターミュージアム)も行いました。
それは、ITエンジニアとして歩いてきた長い道のりを振り返る旅でもあったように思います。コンピューター工学の授業を受けていた頃、卒業後にITエンジニアとして働き、今日のAIの発展に至るまでを、一つの時間軸として見直す良い機会でした。
黒板に社名を刻んできました!

素晴らしいチャンスを与えてくださり、ありがとうございます。
この記事は私が書きました
河野 桂子
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