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【研修記録】自信喪失を繰り返し、気付けば超成長できていた7ヶ月研修
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目次
はじめに
皆さんこんにちは、サービスGの中野です。
長すぎると思っていた7ヶ月が一瞬で過ぎ去り、超キツかった研修の振り返りをお届けできればと思います。
P&Sへの入社を検討してくださっている方に参考になれば幸いです。
■私の経歴
・大学卒業後に航空業界に入り、6年ほど国際貨物のオペレーション業務に従事
(この頃は、事務所にある大きい黒い箱(サーバー)を見て、誰も触ってないのに電気代もったいないからコンセント抜けと発言するくらいにはIT知識ゼロでした。)
・コロナの影響もあり、IT業界へ転身。2年弱、オンプレのインフラ運用保守業務に従事
・AWSやりたいと思い、P&Sに入社(現在)
※経歴を見ていただいてわかる通り、まだこの業界での経験が浅い身での感想となりますのでご了承ください。
週一で発表会は辛いよ(ITエッセンシャル研修:7~8月)
入社して最初の研修「ITエッセンシャル研修」では、毎週用意されたテーマに合わせて説明資料を作成し、発表する会がありました。
そこでは、ITに関する基礎知識を身に着けるとともに、説明力みたいなところも鍛えられます。
知識も浅いうえに人前で説明、発表するのが超苦手な私にとってはかなりきつい2ヶ月でした。
また、発表内容に関して他の参加者から質問を受け、それに対して適切に簡潔に回答をする必要があるのですが、鋭い質問をいただくと回答できない事も多く、浅瀬でとどまっている自分に落ち込んだりします。
ただ、この研修を通して説明する際のポイントや、何かを学習する際の知識の広げ方など、いただいた質問や指摘、他の方の発表を通して学ぶことが出来ました。
(でも、毎週緊張して心臓が持たないのでもうやりたくないです。)
やっとAWS触れるやったー!と思いきやまた発表(AWSファンデーショントレーニング研修:9~10月)
ITエッセンシャル研修が終了し、「AWSファンデーショントレーニング」が始まります。
初週はトレーナーの説明を受けながら、基本的なサービスを使って実際にハンズオンをしたり座学を受け、2週目から、お題に対するシステム構築+発表をする「実践アーキテクトハッカソン」が始まります。
ハンズオンで実施したことを大いに生かせるお題ではあるものの、自分だけで構築するとなぜかうまく動かなかったり、発表するうえで「なぜその構成にしたのか」「なぜその設定にしたのか」「サービス同士がどのようにして繋がっているのか」
なども説明できないといけません。
ここも、深ぼって行くと次第に沼っていき、新しい知識が一気に頭の中に入ってきてパンク寸前でした。
そのあとに「RFPチャレンジ」という、アーキテクトハッカソン以上に細かい要件に合わせて2日弱で設計を考えて構成図を作成するという、過酷なチャレンジがありました。
ここでも構成を説明して質問を受けるので、構成図を作成したら終わりでなく頭の中を整理しておかないと全く質問に答えれません。
ハンズオンやアーキテクトハッカソンでは使わなかったサービスも必要となってくるため、短い時間の中で、新しい知識をインプットするための時間の使い方が難しすぎました。(頭痛がひどかったです。)
先輩の顔がだんだん死んでいく、模擬案件(AWSアドバンスト研修:11~1月)
題名の通り、笑顔だった先輩の顔が(きつ過ぎて)どんどん暗くなっていく「AWSアドバンスト研修」が最後に始まります。
親会社のサーバーワークスで実際に請け負っている案件を模しており、要件に沿ったシステム設計・構築をしていきますが、まずやったことのないヒアリングが必要となってきます。
何を聞くべきなのか、聞くべきではないのかの取捨選択が難しく何度もトレーナーに相談しながら進めました。
そして、一番つらかったのが人生初のコーディングです。IaC(Terraform)を使ったシステム構築をする研修でした。
模擬案件が始まるまでの数日間で、PythonやGit、Terraform等に関するまぁまぁな量の課題(ハンズオン含む)をこなすのですが、知識0かつ、黒い画面と文字が苦手な私にとっては、本番(模擬案件)が始まる前から湿疹が出るくらいキツかったです。
ただ、苦手だからこそ就業が始まる前に学んでおきたいという強い意志があったため全力で取り組みましたし、この課題がなければ模擬案件は完遂できませんでした。
模擬案件①(1ヶ月目)は一人で、模擬案件②(2ヶ月目)はペアで設計構築しました。
ここでも使ったことのないサービスを、しかもIaCで構築というなかなかハードな内容でした。
そしてPythonやBoto3を使ってアプリケーションを動かすという内容もあり、しっかり頭がパンクしていましたが、当時のペアに助けられなんとか形にすることができました。
READMEや仕様書の作成、結合テストなど、見たこともやったこともない事に取り組むのは相当頭を使いました。 最後の提案模擬③(3ヶ月目)は特に、調べても思うような情報が出てこず、提案書の書き方が分からず一番病みました。
ただ一貫して、「そりゃやったことないから分からないのは当たり前、研修期間は間違っててもいいよね」という気持ちで一旦自分で取り組み、 そのうえで何を意識するべきか、どう改善していくかを、何度もトレーナーに相談しまくりました。
3ヶ月間の模擬案件では、やったことのない事だらけで本当に辛かったですが、自分が書いたコードが正常に動くことの楽しさに気付けました。
完走しきった今、この記事を書きながら確実に自分にできることが増えてることを実感でき、とても嬉しく思います。
入社当初は心折れまくっていたけど、今はただ頼りになる猛者の群れ(おわりに)
ここまで書いている通り、P&Sでは3パターンの研修(3ヶ月、5ヶ月、7ヶ月)が用意されており、私は7ヶ月研修から始まりました。
入社当初、とりあえず同期は同じレベル感だろうと、余裕をこいていると、 あきらかに自分より経験豊富で優秀な同期がそこにはいました。(ここで既に心にヒビが入る)
また、P&Sでは自主性やアウトプットを大切にしている文化背景もあり、 目立つ人しかいない(やる気のない人がいない)という集団であることを目の当たりにし、 一瞬で土深く埋もれていく自分を傍観する日々が続きました。
そして先輩方はもちろん、後から続々と入ってくる方たちにも、経験豊富で優秀な方が多く 「猛者しかおらんやん」という状況に圧倒され続け、最初は自分のショボさに心折れまくる日々を送っていました。
ですが、逆にここまで刺激を受けれる環境は他にはそう多くない、と考え方を変え、 「経験が浅いんだから分からないことが多いのは仕方がない。自分なりに頑張るしかないんだ!」 と割り切ったことで、色んな事にチャレンジできるようになりました。
しんどい事ばかり書きましたが、いつでも相談できる環境があったからこそ、最後まで研修をやり遂げることができたと思っています。
私自身、人見知りで最初は自分から声をかけるのが怖かったですが、一度勇気を出して声を出せば、そこには優しい世界が広がっています。
常にサポートしてくれるトレーナーはもちろん、同期、先輩、後輩関係なく、お互いに助け合うような関係性があります。
また、たまにみんなで雑談したり、なんなら一緒に登山に行ったり、Among Usをしたり、 そういったコミュニケーションを取ることによって、より話しやすい関係性を作れる環境もあります。
パーソル&サーバーワークスは、頑張る人を全力で後押ししてくれる環境が整った会社だと思っています。
一緒に楽しみながら切磋琢磨できる仲間が増えてくれればとても嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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この記事は私が書きました
中野 友加里
身体動かすの好きです。頑張って同じくらい頭も動かします。