EMPLOYEE INTERVIEW

「助け合い」の文化を土台に、技術に対して真摯に向き合うプロフェッショナル集団を目指す ~現役のAWSエンジニアである取締役が語る、パーソル&サーバーワークスの今とこれから~

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取締役 千葉 哲也(ちば てつや)

2023年

特定派遣のエンジニアとして数多くの現場を経験後、テンプスタッフ・テクノロジー株式会社(現・パーソルクロステクノロジー株式会社、以下「パーソルクロステクノロジー」)へ入社。その後、「クラウド領域での技術的な軸を持ちたい」という思いから株式会社サーバーワークスに参画。その後アプリケーションサービス本部の本部長として、クライアントのクラウドネイティブなアーキテクチャ実装やAWSトレーニング事業を推進しながら、パーソル&サーバーワークスの会社立ち上げに参画。2024年4月より同社の取締役を務める。

「自分が本当にやりたい仕事ってなんだろう」「どんな時に自分はワクワクするんだろう」「なんのために技術力をつけるのか?」キャリアの節目でこうした問いを抱えるエンジニアは多いはず。
経歴紹介にもある通りさまざまな経験を経て、当社の取締役を務める千葉さんにエンジニア視点で大切にしていることやパーソル&サーバーワークスに込める思いを聞きました。

親会社であるパーソルクロステクノロジーでの経験を経て、現在はサーバーワークスに在籍されている千葉さんが、「パーソル&サーバーワークス」の取締役を務められていることには、深いご縁を感じます。会社設立にあたって、どのような思いがあったのでしょうか?

そうですね。今回の設立においては、両社の強みを深く理解し、それをつなぐ役割を果たせる人材が非常に重要だと考え、自分がその役割を担うべきだと直感しました。というのも、かつて所属していたパーソルクロステクノロジーと現在のサーバーワークスは、異なる文化や強みを持つ会社であり、その橋渡しが必要だと感じたからです。

パーソルクロステクノロジーには

  • 「多様性」
  • 「人を支援する力」があり、

サーバーワークスには

  • 「技術の強さ」
  • 「クラウドネイティブな価値観」がある。

だからこそ、両社を実体験として理解している私が、この取り組みを進めなければうまくいかないと強く感じました。

IMG_6578.jpegそれに、私自身これまでのエンジニア人生で何度もキャリアについて悩み考えてきた経験が影響していると思います。誰かの"次のステージ"になり得る場所をつくりたい、と思っていたところもあって、ゼロから会社を作るプレッシャーはかなりありましたが、同時に大きな意味のある仕事だと確信していました。

キャリアについて悩まれてきたとのことですが、具体的にはどんな悩みがあったのでしょうか?

私のキャリアはSESの現場から始まり、派遣型エンジニアとしてさまざまな開発現場を経験しました。多くの技術や業界知識を幅広く身につけられる一方で、心の中では「このままどんなエンジニアになっていくのだろう?」と、そんな疑問が拭えなくて。「自分が本当にやりたいことって何だろう」「自分がエンジニアとして実現したいことって何だろう」と常に模索していました。

自分の"ワクワクするポイント"を探し続ける

当時、意識していたのは、「キャリアを会社任せにしない」ということでした。案件の合間には技術イベントや勉強会に参加し、社外のエンジニアと交流することで、自分が本当にワクワクする場所を探していました。その結果、私の場合は"クラウドという新しい領域で技術の尖りをつくっていきたい" という気持ちに気づきました。
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迷いや焦りは次の一歩を踏み出すための大切なサインです。私自身「このままでいいのか」と何度も自問しましたが、その気持ちを無視せず、自分の意思で選択することが、新たな道を切り開く第一歩になると感じています。

1人でも多くのエンジニアが「ここにいてよかった」と思える会社にしたい

私自身、キャリアのターニングポイントで「エンジニアとしてどう生きていくか」「どこでなら力を発揮できるのか」と、何度も悩んだ経験があるからこそ、このパーソル&サーバーワークスを誰かにとっての"次のステージ"にしたいと強く思っています。
だからこそ単なる新会社の設立ではなく、私自身にとってもキャリアや価値観の延長線上にある挑戦だと認識して取り組んでいます

パーソル&サーバーワークスを、これからどんな組織にしていきたいですか?

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私が目指したい組織は、「知識を持っている」ことにとどまらず、その知見を"価値"に変えられるプロフェッショナルが集まるチームです。

課題の本質を見極め、価値を生み出すチームを目指す

単に技術に詳しいとか、動くものが作れるということではなく、「なぜ作るのか」「本当に作ることが正しいのか」と何度も自問しながら、自分の手を動かして試し、最適解を導き出す。そのために欠かせないのは、技術に対して真摯に向き合い、表面的な理解にとどまらず深く掘り下げていく姿勢です。

そして何より、こうした人たちは「知識を取りに行く」ことを努力とは思っていない。書籍を読み込み、新しいツールを試し、自分の環境を整えるなどの行動を日々の習慣として自然に続けています。この一つ一つの積み重ねが、本当の意味で"技術を理解している状態"をつくっているのだと思います。
こうした姿勢が根付いている組織は、必ずどんな変化にも対応できるはずです。

立場や役割を問わず、誰かが困っていれば声をかけ、知見やノウハウを惜しみなく共有する

そして、それを支えているが、私たちがこれまで育んできた「助け合い、支え合う文化」です。それぞれが、誰かの困りごとを"自分ごと"として捉えられる。そういったチームであれば、どんな変化にも柔軟に対応し、学び続けることができると感じています。私自身も引き続き、現場が自然体で挑戦し、前進できる環境づくりを後押ししていきたいと思っています。

組織づくりを牽引している千葉さんが、現役のエンジニアとして意識していることや、目指している姿について教えてください

そうですね。新しい技術に精通していることはもちろん大事だと思うんですが、それ以上に「技術で課題を解決できるエンジニア」であることを常に目指しています。

いつまでも「エンジニアとして、現場に貢献し、社会の役に立てることに喜びを感じる」存在でありたい

そのために意識しているのが、現場との距離感を保つことですね。今がまさに、マネジメントが中心の立場ではあるのですが、時間があればコードに触れたり、実装方針についてエンジニアメンバーとディスカッションしたり、時にはメンバーの就業先企業に向けた勉強会を主催するなど、常に技術的な解像度を維持しながら現実的な判断ができる状態を保ちたいと考えています。
どんな立場になっても、エンジニアとして技術への感度をアップデートしながら現場に貢献し続けたいと思っています。

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最後に、パーソル&サーバーワークスとして、どのような方に仲間になってほしいと考えていますか?

技術面で重視しているのは、特定のスキルセットよりも、技術を"価値"に変えることができる視点や、設計から運用までを見据えた実装力、そして地に足のついた継続的な学びの姿勢です。一方、非技術的な面では、「顧客に対して真摯であること」、「自分の意見を、自分の言葉で伝えようとすること」そして何より、「困ったときに率直に助けを求めることができる、同僚と助け合いながら進もうとする姿勢」を大切にしています。
すべてを一人で抱え込む必要はありません。
パーソル&サーバーワークスには、まだ若い組織だからこそ自然に根付いている「助け合い」の文化があります。当社に入社してくださる方には、その文化を日々実感してもらえると思います。私たちは、まだ成長の途中にいる組織です。だからこそ、一人一人の声や行動が、組織のこれからを形づくっていきます。
「エンジニアとして社会の役に立ちたい」「自分の手で環境をもっと良くしていきたい」
そんな思いを持つ方とお会いできる日を、心から楽しみにしています!

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