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高い専門性と技術力でクラウド移行を推進。業務を自分事として捉え、責任を持って仕事を進められる人材に期待

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株式会社さとふる

「ふるさとを元気に。」を企業理念に掲げ、ふるさとの魅力とITのチカラを“フル”に活用し、地域活性化事業を推進している株式会社さとふるさま。地域社会と人々の暮らしを結び付けるサービスの第一歩として、ふるさと納税サイト「さとふる」を運営しています。

業種
2014年7月1日
従業員規模
ふるさと納税ポータルサイトの企画・運営、自治体業務の代行、地域活性化事業の企画・運営

ふるさと納税サービスを提供する株式会社さとふるは、より拡張性・安定性が高いクラウド基盤へ移行可能かどうかについて検証対応を実施しており、AWSに関しては専門家集団であるパーソル&サーバーワークス社のエンジニア常駐型の支援サービスを活用いただきました。

AWSに関する高度な知見を有しており、大規模移行経験も持つ点を評価

ふるさと納税サービスを提供する株式会社さとふる(以下、さとふる)は、基盤システムとしてクラウドを採用しています。ビジネスの成長に伴い、将来的にさらなるシステム拡張性や柔軟性が必要であるという背景から、クラウド基盤の移行を検討。複数のクラウドを検討している中で、AWSもその1つに挙がりました。それは、AWSの優れたパフォーマンスとスケーラビリティを活かし、増加するトラフィックやデータ処理に対応できる環境を構築できるのではないか、と考えたためです。

「AWSは、特に繁忙期のトラフィック増加に対応できるスケーラビリティと、より高速なレスポンスを実現できるのが魅力です。しかし、そのためには高度な専門性を持つエンジニアの知見確保が必要で、ネットワークやインフラ構築、データベースなど、それぞれの分野に精通した人材が求められていました。」と、さとふるの米本氏は語ります。

システム部 インフラグループ マネージャー 米本 和也氏システム部 インフラグループ マネージャー 米本 和也氏

専門性の高さだけでなく、PoCにも対応できる技術者に満足

そこで導入したのが、パーソル&サーバーワークス社のサービスです。
「パーソル&サーバーワークス社の強みは、AWS専門のサポート体制と教育された正社員エンジニアによる安定したサービス提供です。また、常駐エンジニアとリアルタイムに連携できる体制に加え、自ら考えて行動できる人材を常駐してもらえる点も、私たちのプロジェクトを推進する上で大きな魅力でした。」と竹下氏。

プロジェクトには現在、当社のエンジニア3人が参画しています。
まず、ネットワークに強い人材として1人が参画。AWS環境の基盤設計を担当し、その専門知識により移行に向けた課題の早期発見と解決が可能になりました。
続いてその2カ月後、検証をよりスムーズに進めるため、メンバークラスの人員が1人追加されました。
そして、その4カ月後、データベースの移行計画を担当するエンジニアが増員されました。データベース移行の経験豊富な人材を適切に割り当てることで、専門的な知見に基づいた対応が可能になりました。

「各専門分野の人材に来ていただけるのが、とてもありがたいです。今回のクラウド基盤移行は、AWSを含めた複数クラウド基盤で検討を進めており、AWSも具体的にどのサービスを利用するかまでは決まっていません。たとえば、データベースとひとことで言っても、Amazon Aurora(クラウド向けに構築された分散型のリレーショナルデータベース)やAmazon RDS(従来型のリレーショナルデータベース)、その他にもいくつかあり、どれが良いのかを検証しながら進めていく側面もあります。いわゆる、こうしたPoCのようなところもお手伝いいただけるので、とても助かっています。」と米本氏は実際の現場での柔軟な対応力を高く評価します。

「技術的な側面では、パーソル&サーバーワークス社はAWS専門ではありながらも、AWSだけでなく他の技術とも比較して、総合的に提案していただけるのも当社としては大変ありがたいと感じています。」と竹下氏は、技術選定における中立的な姿勢にも信頼を寄せています。

dep_Z09_0065.jpgシステム部 インフラグループ グループマネジャー 竹下 翔氏

責任を持ってプロジェクトを推進できる人材

パーソル&サーバーワークス社からのエンジニアの参画により、大きな効果が得られているとお話しいただいた中で、特に評価されているのが、エンジニアの「責任感の強さ」です。

「実作業を進めるために2人目として入ってもらった方は、現場で必要とされる実装力の高さと責任感の強さが評価されています。チームに解け込み、自主的に行動してくれるところが非常に頼もしいです。最小限の指示で成果を出せる人材に来ていただいたことで、マネジメントの負担も軽減されました。」と米本氏は評価します。

当社のエンジニアは単に指示を待つだけでなく、自らプロジェクトの課題を発見し、解決策を提案・実装する姿勢を持っています。特に、AWS環境への移行という専門性の高い領域において、単に技術力があるだけでなく、責任を持って行動できる人材は貴重です。「例えば、環境構築の過程で想定外の問題が発生した際も、自ら調査し、複数の解決策を提案してくれました。こうした支援があるからこそ、私たちはより戦略的な判断に集中することが可能となりました。」とは米本氏。

dep_Z09_0424.jpg

今後の期待

さとふるでは、今後もクラウドネイティブな環境を活かした新たなサービス展開も視野に入れています。「クラウド移行はゴールではなく、新たなビジネス価値創出のためのスタートライン。」と語る、竹下氏。
「私たちにとってパーソル&サーバーワークス社は、単なる人材派遣会社ではなく、クラウド基盤の移行を支える技術パートナーです。特に責任感を持ってプロジェクト推進できる人材の提供は、プロジェクト全体の質を高めることにつながりました。今後もエンジニアとの協業を通じて、システム基盤の強化に取り組んでいきたいと考えています。」と語ります。

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